たった一工夫でチームが変わる!効果的なフィードバックの技術

A・H
2025.05.29

こんにちは、アディッシュのカスタマーサクセス担当のA・Hです。
今回は、カスタマーサクセスの現場でも非常に重要な「効果的なフィードバックの方法」についてお話しします。適切なフィードバックは、チームの成長や顧客満足度向上に不可欠です。
フィードバックの重要性
まず、フィードバックの重要性について理解することが大切です。フィードバックは、改善点や強みを明確にするだけでなく、信頼関係を築くための重要なツールです。実際に、適切なフィードバックを取り入れた結果、チームの成果が大きく向上した事例も多くあります。
具体的なポイント:
- 信頼関係の構築: フィードバックを通じて相手との信頼関係を築くことができます。
- 成長の機会: フィードバックは、成長の機会を提供し、パフォーマンスの向上を促します。
- モチベーション向上: 適切なフィードバックは、チームメンバーのモチベーションを高める効果があります。
フィードバックの種類
フィードバックには主に以下の2種類があります。
ポジティブフィードバック
成果や努力を称賛し、強みを強化するためのフィードバック。
例:「〇〇さんの対応が聞きとりやすいトーンとテンポで素晴らしかったですね!この姿勢を続けるとさらに成果が見込めそうです」
建設的フィードバック
改善点を指摘し、具体的な改善方法を提案するフィードバック。
例:「〇〇の部分をもう少し工夫すると、よりスムーズになりますよ。具体的には◯◯を試してみると良いかもしれません」
効果的なフィードバックの方法
効果的なフィードバックを行うための具体的な方法を紹介します。
意識するポイント
具体的で明確なフィードバック: 漠然としたコメントではなく、具体的な事例を挙げてフィードバックを行いましょう。
タイムリーなフィードバック: 適切なタイミングでフィードバックを提供することが重要です。遅すぎるフィードバックは効果を半減させます。
建設的なアプローチ
改善点を指摘する際には、具体的な改善方法やサポートを提示しましょう。
バランスの取れたフィードバック
ポジティブフィードバックと建設的フィードバックのバランスを取り、相手が受け入れやすい形で伝えます。
アウトバウンドコール案件の事例
アウトバウンドコール案件で私がプロジェクトマネージャーとして経験した事例をご紹介します。
私の場合は特に現場オペレーターの皆さんと関わる機会が多かったため、フィードバックする機会も多くありました。
ポジティブフィードバックの実践
私はポジティブなフィードバックと建設的なフィードバックの割合を7:3にすることを心掛けました。普段から架電時の具体的な対応で良かったポイントを取り上げ、メンバーのコミュニティチャットの中で発表していました。これにより、メンバーのモチベーションを高めることができました。
建設的フィードバックの実践
一方で、建設的なフィードバックは相手の様子を見ながら対面で行うことを心掛けました。その際には会議室で話すなど、話す場所にも配慮しました。また、チャットで指摘する場合はスレッドトップではなく、子スレッドの中で具体的な内容を記載することで、相手が受け入れやすい形で伝えるようにしました。
フィードバックの成果
この取り組みの結果、受注率はクライアントの目標値を超える成果を達成しました。適切なフィードバックが、実際に成果へとつながることを実感しました。
フィードバックの受け取り方
フィードバックを受け取る側の姿勢も重要です。フィードバックを前向きに受け取り、成長の機会と捉えることが大切です。
具体的なポイント
オープンマインド
フィードバックを受け入れるためのオープンな姿勢を持つ。
具体的な行動計画
フィードバックを基に具体的な行動計画を立て、実行する。
フォローアップ
フィードバックを受けた後も、継続的に改善に取り組む姿勢を持つ。時には厳しく感じることもあるが、それを成長のチャンスと捉えることが重要。
まとめ
フィードバックの力を活かして、チームの成果を最大化しよう!
フィードバックは、単なる指摘ではなく、チームの成長と成功を後押しする重要なツールです。
信頼関係を築き、メンバーのモチベーションを高めることで、パフォーマンスの向上につながります。
今回ご紹介した具体的な方法や事例のように、適切なフィードバックを意識的に取り入れることで、実際に受注率向上という成果を得ることができました。この経験からも、フィードバックの質が成果に直結することを実感しています。
フィードバックを効果的に活用し、チームの成長と成功を加速させていきましょう!

この記事を書いたライター
A・H
前職ではRPA事業の立ち上げに従事。アディッシュに入社後、3社で常駐業務を経験し、カスタマーサポート、オンボーディング支援、PM業務を担当。キャッチアップ力の高さを活かし、クライアントの成功(サクセス)を見極め、成果にコミットすることを大切にしている。