【SaaS】カスタマーサクセスの年収とは?転職に必要なスキルと年収アップの方法を解説
カスタマーサクセスへの転職を検討するうえで、年収が気になる方も多いでしょう。indeedの情報によると、東京都のカスタマーサクセスは、平均年収が5,250,793円です。ただ、地域や役職などによって、平均年収は大きく異なります。
本記事では、カスタマーサクセスの平均年収を紹介しつつ、転職に必要なスキルや年収アップの方法を解説します。カスタマーサクセスへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
【地域別】カスタマーサクセスの平均年収とは?
地域別のカスタマーサクセスの平均年収は下記の通りです。
東京都 |
大阪府 |
福岡県 |
愛知県 |
|
カスタマーサクセスの平均年収 |
5,239,436円 |
4,882,946円 |
4,364,255円 |
3,892,347円 |
全業種の平均年収 |
4,400,000円 |
3,830,000円 |
3,700,000円 |
3,990,000円 |
国内のカスタマーサクセスの平均年収は、東京都が1番高いです。東京都に次いで、大阪府、福岡県、愛知県の順で年収が高いです。カスタマーサクセスの管理職になると、800万円〜900万円に跳ね上がります。管理職になるためには、担当業務を増やしながら、実績を積む必要があります。カスタマーサクセスの平均年収と全業種の平均年収を比べると、カスタマーサクセスの方が平均年収が高いことがわかります。
外資系企業のカスタマーサクセス平均年収
glassdoorのデータによると、外資系カスタマーサクセスの平均年収は、2023年4月現在で約1,000万円です。(参考:glassdoor)一般的に外資系企業の方が日系企業よりも年収が高い傾向にあります。外資系企業はグローバル展開をしていることが多く、日本国内のみでなく海外でも事業を展開しているため、多様な文化や言語に対応するためのスキルが必要です。
日系企業は、社内の昇給や賞与などの報酬体系が比較的安定している点がメリットです。外資系企業と異なり、成果報酬型ではないため、給料が上がりにくい点には注意が必要になります。企業ごとに異なる報酬体系や役割定義があるため、同じカスタマーサクセス業務でも年収が異なるでしょう。
SaaSのカスタマーサクセスの業務内容
SaaSのカスタマーサクセスの主な業務内容を4つ紹介します。
- サービスの導入支援
- 継続利用のために支援活動
- アップセルとクロスセル提案
- 顧客データの分析とサービスの改善
カスタマーサクセスの業務内容を理解した上で、転職活動を行いましょう。
サービスの導入支援
カスタマーサクセス業務において、オンボーディングは必要不可欠なものです。オンボーディングとは、ユーザーがサービスを自ら利用できる状態になるよう、育成することです。オンボーディングの失敗の1つとして、ユーザーがサービスを途中解約することが挙げられます。サービスを導入しても使い方が分からないまま解約されることは、SaaSビジネスでは非常に多い現象です。
顧客にサービスを継続してもらうためには、顧客が抱えている疑問を解消する必要があります。顧客が何を求めているのか、何に困っているのか、どのような期待を持っているのかを把握することで、適切な導入支援ができます。
継続利用のための支援活動
SaaSのカスタマーサクセス業務では、ユーザーがサービスを使い続けるために、支援を行います。支援には、以下のような業務が含まれます。
- 活用度チェック
- トレーニング
- 活用事例の共有
活用支援の出発点は「ヘルススコア」を利用します。ヘルススコアは、ユーザーがサービスをどの程度活用しているかを測定する指標であり、活用度合いの低いユーザーに優先的に支援を行います。機能レクチャーやトレーニングの実施、ユーザーに合った活用事例の共有などが支援内容です。ユーザーがサービスを最大限に活用し、顧客の成功を支援するために、積極的に活用支援を行っていきます。
アップセルとクロスセル提案
SaaSのカスタマーサクセスの業務内容の1つに、アップセルとクロスセル提案があります。アップセル・クロスセルは、いずれも顧客のLTVを向上させるための手法です。
- アップセル:契約中の商品・サービスよりも上位プランを提案する手法
- クロスセル:契約中の商品・サービスに関連した商品・サービスを提案する手法
アップセル・クロスセルを成功させるには、顧客のニーズ分析が不可欠です。カスタマーサクセスは顧客へのヒアリングやサービスの利用状況をもとにニーズを分析し、適切なタイミングでアップセル・クロスセルを提案します。
顧客データの分析とサービスの改善
カスタマーサクセスでは、顧客データを分析してサービスを改善することも業務内容の1つです。顧客データを分析することによって、サービスの不具合や改善点を把握できます。また、顧客がどのようなサービスを求めているかを把握し、顧客にとってより良いサービスを把握することが可能です。例えば、顧客から「この機能が使いにくい」というフィードバックがあった場合には、その機能の改善ができます。カスタマーサクセスは顧客からのフィードバックや利用状況などを分析し、サービスの改善に取り組むことが大切です。
カスタマーサクセスへの転職で求められる3つのスキル
カスタマーサクセスの年収や業務内容を解決しましたが、転職で必要なスキルがわからないと成功しません。ここでは、カスタマーサクセスへの転職で求められるスキルを3つ紹介します。
- いち早く課題を発見し解決する力
- 分析能力
- 行動力
今回紹介するスキルを身につけて、転職を成功させましょう。
いち早く課題を発見し解決する力
カスタマーサクセスへ転職する際に求められるスキルの1つに、いち早く課題を発見し解決する力が挙げられます。スキルを身につけることで、顧客との信頼関係を築き、より一層の顧客満足度を追求できます。例えば、顧客からの問い合わせやフィードバックを受けた場合に、すばやく原因を探り、的確なアドバイスや解決策を提供可能です。いち早く課題を発見し解決する力を身につけることで、転職先でも活躍できる人材になるでしょう。
分析能力
カスタマーサクセスとして効果的な支援を行うには、データを正確に読み解き、顧客のニーズを分析する必要があります。もちろん、経験に基づく勘が大切な時もありますが、数値を用いた方がより信ぴょう性の高い提案ができます。顧客としても、データに基づいた会話であれば信用しやすく、提案を受けれやすいでしょう。そのほか、実行した施策や最終的な成果の検証でも数値を用いたデータが必要なので、分析能力はカスタマーサクセスに欠かせないスキルといえます。
行動力
カスタマーサクセスには、自発的に顧客と接触し、問題を解決するための積極性が求められます。また、顧客のニーズや課題を把握し、改善提案を行わなければなりません。この際に、自ら行動を起こして情報を収集し、他のチームと連携しながら問題解決に向けたアクションを起こすことが大切です。カスタマーサクセスでは、自分で考えて行動できる行動力のある人材が求められています。
カスタマーサクセスへの転職におすすめな転職エージェント3選
カスタマーサクセスへ転職する際には転職エージェントを活用するのがおすすめです。経験豊富なアドバイザーが在籍しており、手厚くサポートしてくれるため、転職の成功率が高まります。ここでは、転職におすすめな転職エージェントを3つ紹介します。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
それぞれ特徴を解説します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、日本を代表する転職エージェントの1つです。リクルートエージェントの特徴は以下の通りです。
- 求人情報量が多い
- キャリアアドバイザーの質が高い
- サポート体制が充実している
リクルートエージェントには、カスタマーサクセス業界の経験を持つキャリアアドバイザーが在籍しています。キャリアアドバイザーは、自分に合った求人の紹介や転職のアドバイス、面接対策などをサポートしてくれるため、転職活動の成功につながるサポートを受けられます。リクルートエージェントは、多くの求人から職業を探したい方におすすめです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、幅広い業種の求人を取り扱っている転職エージェントです。マイナビエージェントの特徴は以下の通りです。
- 幅広い求人案件があり業界・職種にとらわれない転職が可能
- 就業中の方にも利用しやすく、非公開求人も多数あり、転職活動のスキマ時間にも対応
- エージェントが求職者の希望を細かくヒアリングし、個別に求人紹介を行うカウンセリングサービスを提供
マイナビエージェントは、多数の企業と提携しており、幅広い求人情報を提供しています。カスタマーサクセスの求人も多数あり、自分に合った求人を見つけやすいため、転職活動を進めやすくなります。
doda
dodaは、スマホアプリから求人応募が可能な転職エージェントです。dodaの特徴は下記の通りです。
- 大手企業を中心とした豊富な求人情報
- 高い専門性を持つ転職エージェントによるサポート
- 転職成功まで無料でサポート
dodaには、カスタマーサクセスの求人情報が豊富に掲載されています。企業自身が募集するものだけでなく、人材紹介会社から紹介されるものも多数あります。そのため、自分に合った求人を見つけやすく、転職活動を効率的に進められるでしょう。dodaは無料で利用でき、転職活動においての費用負担を軽減できます。そのため、dodaはカスタマーサクセスの転職におすすめのエージェントです。
カスタマーサクセスへ転職後、年収を上げる4つの方法
転職を成功させて、新しい職場でも年収を上げたいと考えている方も多いでしょう。ここでは、カスタマーサクセスへ転職したあとに、年収を上げる方法を4つ紹介します。
- 役職に就いて昇給する
- 担当する業務領域を広げる
- 好条件な同業種への転職
- 経験を活かし異業種へ転職
それぞれ解説します。
役職に就いて昇給する
転職した後に、年収を上げる方法の1つは、会社の役職に就いて昇給する方法です。役職に就くためには、業務の成果が求められます。プレイヤーとしての成果はもちろん、部下の育成・指導を行うことで、部署全体の業務効率化や品質向上につながり、上司からの評価を得られます。転職先で年収を上げるためには、上司から高い評価をもらい、部下の育成や指導を行うなど会社への貢献を行う必要があります。
担当する業務領域を広げる
会社の中で担当する業務領域を広げることで、年収を上げられる可能性が高まります。担当する業務領域を広げることで、より多くのスキルや知識を習得でき、高度な仕事を任せられる可能性が高まるためです。重要度の高い顧客のビジネス成長に寄与することで、自身の成長や年収アップにもつながるため、積極的に業務領域の拡大を目指しましょう。
好条件な同業種への転職
カスタマーサクセスとしての同業種への転職は、年収を上げるための手段として効果的です。同業種への転職は、これまで培ったスキルや知識を生かせることが多く、高い評価を得やすいでしょう。また近年は、多くの企業でカスタマーサクセスの需要が拡大しているため、専門性の高い経歴があれば、好条件な転職先を見つけられます。転職先の選定は慎重に行い、自分にとって最適な環境で働くことが大切です。
経験を活かし異職種へ転職
カスタマーサクセスの経験を活かし、異職種に転職することで年収を上げることが可能です。カスタマーサクセスは顧客とのコミュニケーション能力、問題解決能力など、多くのスキルを必要とする職種であるため、異職種でも経験が高く評価されます。例えば、カスタマーサクセスでの経験を活かし、新たにIT企業のプロダクトマネージャーに転職したと仮定します。カスタマーサクセスの経験により、顧客ニーズを的確に捉え、IT企業の製品開発に生かすことが可能です。カスタマーサクセスの経験を活かし異職種に転職することで、自分のスキルや知識を新たな分野で活かし、高い成果を出せるため、収入を上げられます。
まとめ:SaaSのカスタマーサクセスは今後も需要が拡大
本記事では、地域別のカスタマーサクセスの平均年収や外資系企業の年収、カスタマーサクセスの業務内容などを解説しました。SaaSのカスタマーサクセスの主な業務内容を4つ紹介します。
- サービスの導入支援
- 継続利用のために支援活動
- アップセルとクロスセル提案
- 顧客データの分析とサービスの改善
カスタマーサクセスへの転職を目指している方は、上記の業務内容を把握しておきましょう。また、いち早く課題を発見し解決する力やロジカルシンキング、行動力などのスキルを身につけることで、転職の成功確率が上がります。カスタマーサクセスの平均年収や業務内容などを理解した上で、転職を行うことをおすすめします。