Tayoriの料金プランを徹底比較!機能や向いている企業の特徴も紹介

Tayori(タヨリ)は、カスタマーサポート業務を促進させるためにおすすめのツールです。導入企業数が右肩上がりのツールのためこれから導入しようと検討している企業も多いですが、「どのくらいコストがかかるのだろう」「どのようなことを実現できるのだろう」と思って、なかなか導入に踏み切れない企業もいます。
そこで本記事では、Tayoriの4種類の料金プランについて徹底比較します。各プランで利用できるアカウント数や機能、さらに各プランがどのような企業に向いているのか紹介するので、Tayoriの導入を検討している担当者様はぜひ参考にしてくださいね。
Tayoriとは
「Tayori(タヨリ)」とは、株式会社PR TIMESが開発・提供している顧客対応専用ツールです。同社が抱えていたカスタマーサポート業務の課題を解決するために開発されたツールのため、カスタマーサポートやカスタマーサクセスなどの顧客対応業務に役立つ機能が充実しています。さらに、業務を効率化させるため、現場担当者が使いやすいよう直感的でシンプルな操作性にこだわっています。
今では、カスタマーサポートやカスタマーサクセスなどの顧客対応業務を行う部門で導入されているだけでなく、社内の問い合わせ対応や店舗の予約受付など、さまざまな業種や用途で活用されています。
Tayoriはセキュリティ面の対策もばっちりです。顧客対応を行う組織の場合、個人情報を扱うため導入するツールのセキュリティ面には慎重になりがちですが、TayoriはプライバシーマークやISO27001(ISMS)を取得しているため、セキュリティ面も高く評価されています。
▼カスタマーサポートツールならTayori
Tayoriの主な機能
Tayoriの主な機能は、以下の4つです。
- フォーム機能
- FAQ機能
- アンケート機能
- チャット機能
各機能について紹介します。
■フォーム機能
問い合わせや資料請求、予約受付、イベント申し込みなど、多用途に使えるフォーム機能があります。リスト形式の受信箱は各問い合わせ内容に対応ステータスを設定できるため、対応の漏れや遅れを防ぎます。豊富なテンプレートが用意されていて、少し手を加えるだけで目的に沿ったフォームを作成できます。
■FAQ機能
よくある質問と回答を登録しておくことで、顧客の自己解決を促進できるFAQ機能も搭載されています。手順に沿って入力するだけでFAQを登録でき、内容の更新・修正も簡単です。画像やファイルの埋め込みも可能なので、イラストやマニュアルなどを添付することで、さらに回答の精度を高められます。
■アンケート機能
顧客満足度調査や出欠など、さまざまなテンプレートが充実しているアンケート機能が備わっています。設問形式はフリーテキストやチェックボックス、プルダウンなど多岐にわたるため、目的に沿ったアンケートを作成できます。時間のかかる集計作業も自動で実行でき、リアルタイムでグラフ化して表示されます。
■チャット機能
有人対応用のチャット機能を活用することで、顧客とのリアルタイムでのコミュニケーションが実現します。コードをWebサイトに埋め込むだけで設置でき、すぐにでも始められる点もメリットです。色などのデザインもカスタマイズできるため、Webサイト全体とチャット欄のデザインを統一できます。
Tayoriは各機能を連携して利用することも可能です。たとえばアンケート機能とチャット機能を連携すると、チャット開始前に顧客の問い合わせ内容や個人情報などを把握できます。また、チャット担当者がオフライン時にはチャットからフォームやFAQへ誘導でき、機会損失を防ぎます。
Tayoriの料金プランを比較
Tayoriは、4種類の料金プランを展開しています。自社のカスタマーサポート部門の規模や、利用したい機能などによって自社に最適なプランを選べるため、費用対効果が高いといえるでしょう。
Tayoriの料金プランは、以下の4パターンです。
プラン名 |
フリープラン |
スタータープラン |
プロフェッショナルプラン |
エンタープライズプラン |
初期費用(税抜) |
0円 |
0円 |
0円 |
50,000円 |
月額料金(税抜) |
0円 |
3,400円 |
7,400円 |
25,400円 |
アカウント数 |
1名まで |
3名まで |
10名まで |
11名以上(31名以上のご利用料金はお問い合わせ) |
それでは、それぞれのプランについて詳しく比較していきましょう。
フリープラン
Tayoriは無料で利用できるフリープランがあります。フリープランの紹介として、簡単に項目をまとめてみました。
項目 |
情報 |
利用可能アカウント数 |
1人まで |
作成可能なフォーム、FAQ、アンケートの数 |
各1 |
利用可能なチャット数 |
不可 |
フォーム・FAQ連携 |
可能 |
チャットとフォーム・FAQ・アンケート連携 |
不可 |
利用できるアカウント数や機能に制限があるため、「個人事業主のため、一人で顧客対応をしている」「これから本格的にカスタマーサクセス部門を始めたいから、まずはツールを無料で導入したい」といった企業におすすめです。
スタータープラン
月額3,400円のスタータープランの概要は以下の通りです。
項目 |
情報 |
利用可能アカウント数 |
3人まで |
作成可能なフォーム、FAQ、アンケートの数 |
各3つまで |
利用可能なチャット数 |
1つまで |
フォーム・FAQ連携 |
可能 |
チャットとフォーム・FAQ・アンケート連携 |
可能 |
フリープランでは利用できなかったチャット機能を利用できるようになります。「3人までの小規模チームで利用したい」「チャット機能も使いたい」といった企業におすすめです。
プロフェッショナルプラン
もっとも人気なのが、月額7,400円で利用できるビジネスプランです。概要を以下にまとめました。
項目 |
情報 |
利用可能アカウント数 |
10人まで |
作成可能なフォーム、FAQ、アンケートの数 |
無制限 |
利用可能なチャット数 |
3つまで |
フォーム・FAQ連携 |
可能 |
チャットとフォーム・FAQ・アンケート連携 |
可能 |
フォーム、FAQ、アンケートを作成できる数は無制限となります。さらにチャットは3つまで利用できるため、複数のWebサイトに設定できるでしょう。ほかにも、Slack・Chatwork連携やFAQの閲覧制限などもプロフェッショナルプランから利用できます。「カスタマーサクセス部門の規模が大きくなってきた」「多様なタッチポイントで顧客とのつながりをもちたい」といった企業に向いているでしょう。
エンタープライズプラン
プロフェッショナルプランのさらに上をいくのが、月額25,400円で利用できるエンタープライズプランです。
項目 |
情報 |
利用可能アカウント数 |
11人~30人 |
作成可能なフォーム、FAQ、アンケートの数 |
無制限 |
利用可能なチャット数 |
各アカウントにつき3つまで |
フォーム・FAQ連携 |
可能 |
チャットとフォーム・FAQ・アンケート連携 |
可能 |
他のプランとエンタープライズプランの大きな違いは、専任のカスタマーサクセス担当者がサポートしてくれる点です。導入から運用まで徹底的なサポートにより、スムーズな社内定着につながるでしょう。また、フォームやFAQなどの作成もサポートしてくれるため「初めてカスタマーサポートツールを導入する」という企業でも安心。
ほかにも「利用人数が多い」「もっとも機能が充実しているプランを使いたい」といった企業も、エンタープライズプランを選ぶことが多いようです。
【補足】有料プランを無料トライアルで利用可能
「まずは使い勝手を確かめてから導入を決めたい」という企業は、無料トライアルから始めてみるのも一案です。無料トライアルの対象は「スタータープラン」と「プロフェッショナルプラン」の2種類。
有料プランのすべての機能を無料で14日間利用できるため、じっくりと操作性や視認性などを確認してから導入するかどうか判断できます。
無料トライアル期間中には、導入後にTayoriを利用する予定である現場担当者にも操作性を確かめてもらうと良いでしょう。実際にツールを利用する立場の視点から使い勝手を評価してもらい、自社に合っているか確かめることがポイントです。
Tayoriはこんな企業におすすめ
最後に、Tayoriの導入に向いている企業の特徴を紹介するので、自社の特徴に当てはまる項目があるか参考にしてみてください。少しでも思い当たる点があれば、Tayoriで課題を解決できる可能性があるため導入をおすすめします。
さまざまなチャネルで顧客対応をしたい
Tayoriはフォーム、FAQ、アンケート、チャットといった顧客対応の各機能が網羅されています。そのため、さまざまなチャネルで顧客対応をしたいという企業におすすめです。
通常であれば、「フォームを作成したい場合はフォーム作成ツール」「チャットを使いたい場合はチャットツール」というように、各チャネルに合わせたツールを導入する必要があります。しかしこの方法では、担当者の負担が増えたりミスにつながったりすることもあります。また、どのチャネルでどのような対応をしたのか把握しきれず、顧客対応品質が低下するリスクもあるでしょう。
Tayoriはさまざまなチャネルでの顧客対応を集約できるため、効率的に業務を回すことが可能です。履歴も一元管理でき、管理の手間も削減できます。
問い合わせ対応の工数がかかっている
顧客や社内からの問い合わせ対応の工数がかかりすぎているという悩みを抱えている企業にも、Tayoriの導入をおすすめします。
たとえば、さまざまな顧客から同じような内容の問い合わせが寄せられる場合、一件ずつ対応しているのは非効率です。そこで、TayoriのFAQ機能によくある質問をまとめておくことで、顧客の自己解決を促進できるため、問い合わせ件数を削減できるでしょう。
また、電話やメールでイベント申し込みや予約などを受けていると、電話で話したりメールを打ったりする手間がかかります。Tayoriのフォーム機能やチャット機能を活用すると、申し込み・予約の受け付け業務が効率化します。
対応の漏れ・遅れが発生している
Tayoriは、顧客対応の漏れ・遅れを削減する効果も期待できます。
顧客からの問い合わせ件数が多いと、メッセージを見逃したり、後回しにしたまま忘れたりしてしまい、対応が漏れてしまうこともあります。また、顧客が急ぎの回答を要求しているのに、メールに気づくのが遅れて回答するのが遅れてしまうこともあるでしょう。
Tayoriは、こうした課題を解決できる可能性があります。
たとえばフォーム機能は、届いたメッセージにステータスを設定できるため、未対応のメッセージがあればすぐに発見できます。またチャット機能もあるため、急いでいる場合にはチャットを活用してもらうと、顧客はリアルタイムで回答を得ることが可能です。
まとめ
Tayoriは4種類の料金プランがあり、プランごとに利用できるアカウント数や機能が異なります。自社の事業規模や課題に合わせ、最適なプランを選択しましょう。初めてカスタマーサポートツールを導入する企業や、運用定着に不安がある企業は、専属担当者が手厚くサポートしてくれるエンタープライズプランがおすすめです。
弊社、アディッシュ株式会社は、Tayoriの代理販売店をさせていただいております。今まで培ってきたカスタマーサクセス分野のノウハウを基に、お客様の課題解決につながるTayoriの使い方をご提案させていただきます。Tayoriの導入を検討している企業、カスタマーサクセス部門を強化したい企業は、ぜひアディッシュまでご相談ください。