AIを活用した”強み”探索

山本美咲
2025.03.18

こんにちは!アディッシュにてカスタマーサポート業務の対応をしている「やみー」こと山本です。
皆さん業務を行う上で自分や周りの仲間の”強み”を明確に答えることってできますか?
数値的には優位性があっても、何が要因になっているか…など、分析となってくると抽象的なイメージはあっても言語化などは難しいかと思います。
実際に自分自身が同業務の別担当の方と比べて処理件数が多いという事実はあるのですが、何故多く処理ができているかという要因探しで壁にぶつかってしまいました。
そこでひらめきました。「そうだAIを活用しよう!」
…ということで、今回は自分の強みを言語化するためにAIを活用した結果をご紹介させていただきます。
ChatGPTを実際に活用してみた
今回は皆さんにおなじみ、OpenAIが開発した人工知能(AI)のChatGPTを活用して、強み探索をしていきたいと思います。ChatGPTちゃんの優しい言葉に甘えてなんでも聞いちゃいたいと思います!
プロンプトを考える
さて、まずAIに悩みを相談するにあたってプロンプトを考えなければなりません。
そもそもプロンプトというのは「生成AIに、正しく指示を出すための質問・命令文のこと」です。つまりAIに自分の悩みを正しく理解してもらい適切な回答を得るための文章のことです。
何度もAIを活用しているとプロンプトの作成自体もそこまで労を要することもありませんが、やっぱり最初は悩んでしまうかと思います。
個人的に考える1番のコツとしましては「要望をしっかりと記載すること」です。
実際にプロンプトのコツをChatGPTに聞いてみて実践をしたいと思います。
【プロンプトを作成するコツを教えてください】
まずは漠然と聞いてみました。
うん、長い。記事にするという背景を知らないChatGPTはわかりやすく丁寧に教えてくれます。普段利用する分には良いかもしれませんが、今回はこれだけでひとつの記事が完成してしまうほどのボリュームのある回答でしたので、もう少し短く簡潔な回答が必要になります。
ということで、プロンプトの内容を
【プロンプトを作成するコツを箇条書きで簡潔に教えてください】
と修正してみました。
内容に大幅な変化がありましたね。非常に記事でも使いやすくなったかと思います。
このように自分がどんな要望を持ってChatGPTに相談するかを明確にしていくとより良い回答が得られるかと思います。
個人的には「箇条書き」「簡潔」「〇〇字程度で」「小学生でもわかるように」などの言い回しをよく活用したりします。
実際に自分の”強み”を探索!
それでは事前の準備も整いましたので、早速自分の強みを探りにいきたいと思います。今回はカスタマーサポート対応において「自分が問い合わせ対応できている件数がほかの人よりも多いこと」「ノウハウ共有のために言語化したいこと」「AIと一緒に考えたいので1問1答形式」という要望を含めてプロンプトを作成してみました。
【私はカスタマーサポートの仕事をしています。私は他のメンバーより1日あたりの対応件数が多いようですが、理由がわかりません。「ノウハウを共有して」と言われているのですが、他のメンバーと何が違うのか自分でもわかりません。私にインタビュー形式で質問をして、その理由を解明してください。 インタビュー(対話形式)なので、一度に複数の質問はしないでください(1回1質問)。】
結果
というわけで無事にAIを活用して”強み”を見つけることができました。
私の場合は下記のようですね。
✅ 即答できる知識量が多い(業務経験が短くても、都度マニュアルや過去対応を確認して蓄積)
✅ テンプレートを活用している(頻度の高い問い合わせは再利用しやすい形で保存)
✅ スプレッドシートで検索しやすく管理している(キーワードを意識)
✅ 他のメンバーはゼロから文章を作成しているため、効率に差がある
また想定外にも今度どのように行動していくのが良いかまで回答があり、サクセスとしての行動指針にも繋げることができそうです。
まとめ
今回は一例として自分の壁打ちとしてAIを活用しましたが、それぞれの状況にあわせて幅広く活用していただければと思います。
今回のプロンプトをコピーしていただいても大丈夫ですので、ぜひ皆さんも自分の”強み”探索をやってみてください!!

この記事を書いたライター
山本美咲
官公庁、人材派遣業界、IT業界、建設業界を経て、2024年にアディッシュに入社。 これまでの営業経験とカスタマーサポート経験を活かし、現在はtoB向けのテクニカルサポート業務に従事。 「顧客視点」をモットーに、幅広い分野での業務改善を得意とする。