intercomの無料トライアルを利用するメリット3選!期間内にカスタマーサクセスを実行しよう!
intercomには使用感を確かめるための、無料トライアル期間を設けています。intercomを導入してカスタマーサクセスをおこなえば、業務を効率化して顧客満足度の向上が可能です。カスタマーサクセスによる生産性・顧客満足度の向上をしたい企業は、intercomの無料トライアルを利用してみましょう。
この記事ではintercomの無料トライアルを利用するメリットについて、注意点を交えて紹介します。無料トライアル終了後に定めるべきKPIについても詳しく解説しますので、カスタマーサクセスツール導入を検討している方は最後まで読んでみてください。
intercomとは?
intercomとは、株式会社インターコム(Intercom, Inc.)が運営するカスタマーサクセスツールです。アメリカで誕生したintercomは、日本を含む世界で30,000社以上の企業が導入しています。intercomの魅力は、リアルタイムで顧客対応をして、顧客情報を徹底管理できるカスタマーサクセス機能です。月額74ドルから利用できる「Starter」プランをはじめ、「Pro」「Premium」の3つのプランを提供しています。Suppotプラン以降の有料プランは、対応範囲や内容によって利用料金が変わるため、気になる方はホームページより問い合わせてください。
なお、intercomは利用を悩んでいる企業のために、お試しで利用できる無料トライアル期間を設けています。この記事では、本導入前に利用できる無料トライアルについて詳しく解説しますので、intercom導入を悩んでいる方は参考にしてください。
intercomの無料トライアルについて
intercomの導入を悩んでいる企業は、無料トライアルを利用してみましょう。ここでは無料トライアルの期間・申込み方法・終了後に選べる有料プランについて、詳しく解説します。カスタマーサクセスを成功させるために、intercomを無料トライアルで試してみましょう。
トライアル期間は14日
intercomの無料トライアル期間は14日です。2週間お試しで利用してからintercomを本格導入するか検討できるため、カスタマーサクセスツール選びで悩んでいる企業は嬉しいでしょう。無料トライアル期間が14日間あるため、使用感や操作方法を確かめるには十分な期間があります。
公式ホームページより申込み可
intercomの無料トライアルは公式ホームページより申込みができます。公式ホームページのデモボタンをクリックすると、基本情報の確認が始まりますので回答してください。基本情報を登録して確認が終了すると、intercomの無料トライアルを利用できます。
トライアル終了後に選べる4つのプラン
無料トライアル終了後は、intercomを本格導入するか解約するかを選択できます。トライアルでintercomの本格導入を決めた場合は、4つのプランから契約プランを選びましょう。intercomが提供する4つのプランは、次の通りです。
・Starter:74ドル~/月(年払い)
チャット・メールサポート、アウトバウンド・ヘルプセンター機能、データ管理や自動返信機能など基本的なカスタマーサポートが可能
・Pro:要問い合わせ
ワークロード管理、ヘルプセンター機能、自動返信機能などを活用し、よりパーソナライズされたカスタマーサポートが可能
・Premium:要問い合わせ
顧客のオンボーディング、アクティブ化、再エンゲージメントをするための機能や顧客開拓による売上向上をサポートする機能が充実
お手軽に利用できるStarterプラン、よりパーソナライズされたカスタマーサポートを実現できる3つのプランが用意されています。無料トライアル期間中に、どのプランを利用するか社内で協議しておきましょう。
無料トライアルを利用するメリット
intercomの無料トライアルを利用するメリットは、次の通りです。
・費用をかけずに使用感を確かめられる
・社内で導入を協議しやすくなる
・他ツールと比較検討しやすい
それぞれのメリットを確認して、intercomの導入を検討しましょう。
費用をかけずに使用感を確かめられる
intercomの無料トライアルを利用すれば、費用をかけずに使用感を確かめられます。intercomを本格導入する場合は、最低でも月額74ドル(2023年4月14日時点で約9,818円)の利用料金が必要です。利用料金を支払ってから自社の課題や目的にあわないことが判明した場合、月額料金が無駄になります。しかし、無料トライアルを利用すれば月額料金を支払う前に、使用感を確かめられるため無駄がありません。intercomの導入を検討している企業は、無料トライアルを利用して使用感を確かめてください。
社内で導入を協議しやすくなる
intercomは無料トライアル期間が設けられているため、社内で導入を協議しやすくなります。新しいシステムやツールを導入する際は、費用対効果を測定し自社にとって必要なサービスか協議しなければなりません。無料トライアル期間を活用すれば、費用をかけずに使用感や利便性を確かめられるため、リスクなしで費用対効果を測定できます。無料トライアルで得た情報やデータを分析し、費用対効果を測定して社内で本格導入すべきか協議してください。
他ツールと比較検討しやすい
intercomは無料トライアル期間が設けられているため、他ツールと比較検討しやすいです。CRMツールはintercomの他にもさまざまな種類が存在しており、どのツールが自社にとって最適な効果をもたらすかは使ってみるまでわかりません。費用面や使用感でツールを選ぶ際には、実際に利用してみて費用対効果を測定することが大切です。
intercomの無料トライアルを利用すれば、費用をかけずに使用感を確かめられるため、他ツールと比較検討できます。他のCRMツールでも無料トライアル期間を設けているケースがあり、すべてのツールをお試しで利用して比較検討してみてください。本格導入してから「他のツールがよかった」と後悔する前に、無料で利用できるトライアル期間中に自社にあったCRMツールを見極めましょう。
無料トライアルを利用する際の注意点
intercomの無料トライアルを利用すれば、企業にとってさまざまなメリットを得られます。しかし、無料トライアルを利用する際に次の注意点を理解しておかないと、CRM導入で失敗するかもしれません。
- 短期間で効果を測定できない
- 日本語対応のサポートがない
- 本格導入する前にKPIを定めておく
intercomの無料トライアルを利用する際には、3つの注意点を理解して導入すべきか検討してみてください。
短期間で効果を測定できない
intercomを導入してカスタマーサクセスをおこなっても、短期間で効果を測定できません。なぜなら、カスタマーサクセスは長期的に取り組まなければ、効果が出にくく目標を達成できないものだからです。intercomの無料トライアル期間は14日と短く、カスタマーサクセスの効果が出るには期間が足りません。あくまで無料トライアルは生産性や顧客満足度など実質的な効果を期待するのではなく、使用感や実用性を確かめる「お試し期間」として利用しましょう。
日本語対応のサポートがない
intercomは英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語に対応しています。そのため、日本語対応のサポートがなく利用する上で不便を感じるかもしれません。公式の日本語対応はヘルプセンターの回答のみであり、公式ホームページはすべて英語表記です。日本語でのサポートを希望する方にとって、何かあったときに翻訳しながら調べ物をしなければいけないintercomは使いづらさを感じてしまうでしょう。無料トライアル期間中に日本語対応のサポートがなくても、問題なく利用できるか確認しておいてください。
本格導入する前にKPIを定めておく
CRMを導入する際には、KPIを定めておくことが大切です。intercomを本格導入する前に、自社にとって必要なKPIを定めておきましょう。「どのような目的で」「どの課題を解消するために」「どのようにintercomを活用するべきか」社内でKPIを協議してください。目標達成のための行動指標・評価指標となるKPIを定めておけば、intercomの運用方法が自ずと見えてきます。無料トライアル期間中に自社の課題・必要な目標を見極めて、intercomでおこなうべきKPIを設定しましょう。
無料トライアル終了後に定めるべき5つのKPI
先ほども解説した通り、intercomの無料トライアル期間中にKPIを定めることが大切です。CRMツールを導入してカスタマーサクセスをおこなう上で、KPIは行動指標・評価指標となるため目標達成へと導く重要な役割を担います。intercomの無料トライアルが終わるまでに、自社に必要なKPIを見極めておきましょう。参考として、無料トライアル終了後に定めるべきKPIを5つ紹介します。
- チャーンレート
- オンボーディング完了率
- アップセル・クロスセル
- LTV
- NPS
それぞれのKPIを詳しく紹介しますので、intercom導入の参考にしてみてください。
チャーンレート
intercomを導入する際には、チャーンレートをKPIとして定めておきましょう。チャーンレートとは解約率を指し、「一定期間にどれだけサービスを解約されたか」サービスを解約される割合を示しています。チャーンレートが低いほどサービスの継続力が高く、収益の安定性が高いです。
反対にチャーンレートが高ければ、サービスを解約される確率が高く収益が低下してしまいます。intercomのチャット機能やヘルプデスク機能・顧客管理機能を活用して、より利用しやすいサービスを提供できれば顧客満足度が向上します。intercomを導入して、チャーンレートを低下させるために顧客満足度を高めるカスタマーサクセスをおこないましょう。
オンボーディング完了率
intercomを導入する際には、KPIとしてオンボーディング完了率を意識してください。オンボーディングとは、顧客がサービスを利用して習熟することを指しています。つまり、オンボーディング完了率は、どれだけの企業がフォローなしに顧客がサービスを十分に利用できているか「提供サービスの習熟度」を示しているのです。intercomのチャット機能・ヘルプデスク機能を活用すれば、導入初期段階の顧客をフォローするサポート体制を整えられます。顧客がサービスを利用して十分に使いこなせるようになるまで、intercomを活用してカスタマーサクセスを実施してください。
アップセル・クロスセル
intercomを導入して業績を向上させるために、アップセル・クロスセルをKPIとして定めましょう。アップセルとは、現在利用しているサービスからより高額なサービスへと乗り換えることを意味します。クロスセルは、現在利用しているサービスと関連性のある商品を勧めて、購入してもらうことです。アップセル・クロスセルをおこなえば顧客1人あたりの単価がアップし、収益が向上します。
intercomには顧客情報を管理し、フィルタリングをかけた上でDMを配信するメール配信機能があり、アップセル・クロスセルに活用可能です。無料トライアル期間中にintercomの顧客管理機能とメール配信機能を使いこなして、アップセル・クロスセルに活用してみましょう。
LTV
intercomを利用してカスタマーサクセスをおこなう上で、LTVを意識することが大切です。LTVとは「Life Time Value」の略称で、顧客生涯価値を意味します。顧客1人あたりの購買価格・購入頻度・継続期間によってLTVが算出され、数値が高いほど大きな収益をもたらします。LTVを改善すると利益率の向上につながるため、intercomを導入する際にKPIとして設定しておきましょう。
intercomのチャット機能・ヘルプデスク機能・メール配信機能などを活用して、カスタマーサクセスをおこなえばLTV向上が期待できます。intercomを活用してカスタマーサクセスをおこなう際には、LTVの最大化をKPIとして定めて、業績向上を目指しましょう。
NPS
intercomを導入する際は、NPSを意識してカスタマーサクセスをおこないましょう。NPSとは「Net Promoter Score」の略称で、「他の人にどれだけサービスを勧めるか」の推奨度を表しています。NPSを計測する際には「あなたの身近な人にどの程度サービスをおすすめできるかを0〜10段階で選択してください」など利用者アンケートを実施してください。intercomのメール配信機能を活用して、フィルタリングをかけて特定のユーザーを絞り込めば簡単に利用者アンケートを実施できます。定期的に利用者アンケートをおこない、NPS向上を目指してください。NPSが向上すれば、既存顧客のリピート率が向上するだけでなく口コミによる新規顧客獲得にもつながります。
instercom導入が向いている企業の特徴3選
intercomを導入すべきか悩んでいる方は、自社がintercom導入に向いているのか確認してみましょう。intercom導入が向いている企業には、次の特徴があります。
- 顧客満足度を向上させたい
- 問い合わせ対応を自動化したい
- 既存システムと連携させたい
上記の特徴に当てはまる企業は、intercomの無料トライアルを利用して導入を検討してみてください。それぞれの特徴別に「なぜintercomを導入するべきなのか」を解説していきます。
顧客満足度を向上させたい
顧客満足度を向上させたい企業は、intercomの導入が向いています。intercomを活用すればリアルタイムでの顧客対応やヘルプページ・チャットボットによるセルフ対応・自動対応を行えば、顧客はスムーズにサービスを利用でき満足度が高くなるでしょう。チャーンレートを低下させNPSを向上させるためには、顧客満足度を高める必要があります。顧客満足度を高めて、リピーターと新規顧客を増やし業績を向上させたい企業は、intercomの無料トライアルを申し込んでみましょう。
問い合わせ対応を自動化したい
intercomは攻めのカスタマーサクセスと称されるCRMツールです。その理由には自動対応機能やヘルプデスク機能による、問い合わせを自動化できる点が関わっています。intercomの自動対応機能やヘルプデスク機能を活用して、チャットボットやヘルプページで顧客対応を自動化させればカスタマーサポートにかかるタスクを軽減可能です。
一般的な質問の33%はチャットボットで対応できると言われており、ボットは24時間365日稼働するため大幅に従業員の負担を軽減できます。問い合わせ対応を自動化して従業員の負担を軽減できれば、空いた時間でより質の高いサービスを捻出できるでしょう。問い合わせ対応を自動化したい企業は、intercomの導入を検討するため無料トライアルを実施してください。
既存システムと連携させたい
intercomは250を超えるアプリケーションとの連携が可能です。CRMを既存システムと連携させたい企業は、intercomを導入しましょう。intercomと既存システムを連携させれば、一括でメッセージ確認・返信・スケジュール管理ができるため、複数のアプリケーションを開く必要がありません。intercomを導入してカスタマーサクセスにかかる業務を一括管理すれば、業務効率を向上させてスムーズな顧客管理を実現できます。既存システムと連携できるCRMツールを探している企業は、intercomの無料トライアルを試してみましょう。
まとめ|intercomの無料トライアルを利用し導入を検討しよう
intercomは導入前に使用感を確かめられる、14日間の無料トライアル期間を設けています。費用をかけずに自社にあったCRMツールか、使用感と利便性を確かめられるため、社内で本格導入を検討しやすいです。しかし、カスタマーサクセスの効果は短期間で測定できないので注意しましょう。intercomは日本語対応のサポートがないため、無料トライアル期間中に不便なく利用できるか使用感を確かめておいてください。無料トライアル期間中に、intercomを本格導入する上でのKPIを設定しておくとスムーズにカスタマーサクセスを実行できます。自社がintercom導入に向いている企業か、特徴を確認して導入を検討してみてください。