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2023年6月カスタマーサクセスニュースまとめ

カスタマーサクセスに関わる方向けに、国内外のカスタマーサクセスニュースをまとめています。情報収集等にどうぞお役立てください。

 

6月のCSニュース

 

・「カスタマーサクセス白書2023」を公開。カスタマーサクセスは部門間連携がカギ。不十分な引き継ぎは約1.7倍解約が高まる結果に

HiCustomer株式会社が、カスタマーサクセスに携わる人を対象に行ったアンケート調査『カスタマーサクセス実態調査2023』の結果を発表。月次解約率2%未満の企業が半数を占める一方で、6%以上の企業が24.3%に達し、前年より16.5ポイント増加した。売上維持率は90〜100未満の企業が46.9%で最多に。この1年間でCS組織の生産性向上に最も寄与した施策としては、データ分析/可視化が14.8%でトップとなった。また、営業からカスタマーサクセスへの引継ぎは38.5%の人が十分に行われていないと回答。引継ぎが不十分であるとエクスパンションの機会損失の可能性が高くなることもわかっており、適切な引継ぎの必要性が明らかになった。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000039915.html

 

・【2023年RevOpsに関する実態調査】売上規模3,000億以上の企業では4社に1社がマーケティング、セールス、カスタマーサクセスの部門連携による一体的な取り組みを行っていると回答

バーチャレクス・コンサルティング株式会社がRevOps(レベニューオペレーション)』に関する実態調査を実施した。RevOpsとは、「企業が稼ぐ力」を最大化するための仕組みをつくり、運用すること。RevOpsの認知度や部門横断の取り組み状況を聴取し、分析したこの実態調査によると、マーケティング、営業、カスタマーサクセスにおける部門横断の取り組みを行っている国内企業は全体で17.5%。売上規模が大きい会社ほど、部門横断の取り組みを行っている企業割合が高いことが判明した。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000000699.html

 

・ChatGPT APIを活用した企業独自のテーマに対するサービス開発支援を開始

Orange Moon株式会社が、5月31日よりChatGPT APIを活用した、企業独自テーマに対するサービス開発支援を開始した。同社はマニュアル自動作成サービス「ManualForce」で、ChatGPT APIを利用した機能を提供。今回は企業内に存在する独自テーマに対応できるプロンプト開発を行い、専用のチャットボットサービスの開発に成功している。社内でのブレインストーミングやディスカッションを加速するパートナーとして活用することで、早期課題解決を狙う。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000105447.html

 

・【カスタマーサクセス実態調査】効果創出には体制整備と社内理解必須 非サブスク企業においても一定の取り組み効果あり

バーチャレクス・コンサルティング株式会社が、カスタマーサクセスに関する実態調査を実施。カスタマーサクセスの効果を感じている人は、全体の55.2%に達した。取り組み期間で見ると、開始から1年未満で「効果を感じている」人の割合が昨年より微増したものの、それ以外のセグメントは軒並み昨年を下回る結果に。
また、サブスクと相性が良いと言われているカスタマーサクセスだが、サブスクリプション型商材を取り扱っていない企業でも、カスタマーサクセスに取り組んでいる企業は増加傾向にあることがわかった。カスタマーサクセスの課題には、「何から手を付けたらいいのか分からない」と答えた人が最も多く、手探りで取り組んでいる企業が多いと推察される。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000000699.html

 

・ゼロボード、ChatGPT API活用の新機能 AIチャットボット「Dr. Zero β版」を実装

株式会社ゼロボードが5月31日、ChatGPT APIを活用した新機能である多言語対応AIチャットボット「Dr. Zero β版」を「zeroboard」に実装。カスタマーサクセスによる算定支援を一部自動化し、質問への回答時間を短縮することで、ユーザー企業の満足度向上を図れるようになった。GHG算定クラウドサービスのAIチャットボット実装は初めてとなる。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000087068.html

 

・ブランディングテクノロジー、カスタマーサクセス教育プログラムを提供するアディッシュと業務連携

ブランディングテクノロジー株式会社が、デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーであるアディッシュ株式会社と連携。ブランディングテクノロジーが提供するCMO育成サービスと、アディッシュのカスタマーサクセス育成プログラムを両社が相互に取り扱いながら、マーケティング部門とカスタマーサクセス部門の協働に関する課題解決に取り組む。この業務連携に伴い、マーケティングとカスタマーサクセスの連携ノウハウをまとめたホワイトペーパーを公開している。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000043647.html

 

・アディッシュ、企業向けカスタマーサクセス育成プログラムの提供を開始

アディッシュ株式会社が、顧客企業向けにカスタマイズしたカスタマーサクセス育成プログラムの提供を開始。併せてブランディングテクノロジー株式会社と業務連携を締結した。ブランディングテクノロジーのCMO育成サービス「マーケティングイネーブルメント」を通して、カスタマーサクセス人材にマーケティング視点を取り入れ、カスタマーサクセスの総合的な実践力向上を目指す。

参考:https://www.adish.co.jp/news/20230608_cs/

 

今月のカスタマーサクセスに関するニュースはいかがでしたでしょうか?少しでも皆様のお役に立てていましたら幸いです。


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