現役お笑い芸人が考えるカスタマーサクセスとお笑い芸人の共通項

舛谷建
2025.05.28

はじめまして!アディッシュの舛谷と申します。
もし今あなたが、「カスタマーサクセスに興味はあるが自分に向いているか分からない」「未経験でもカスタマーサクセスをやってみたい」と思っているなら、この記事を読んでいただければ何かのヒントになるかもしれません。
この記事では、現役のお笑い芸人でありながら、同時にカスタマーサクセスを仕事にしているという、我ながら一風変わった経歴を持っている私が、自分なりに考えたカスタマーサクセスの魅力や、カスタマーサクセスにはこんな人が向いてるんじゃないかという印象を正直に書いています。「アディッシュってこんな人も働いてるんだな」くらいの気持ちで気軽に読んでいただけると幸いです。
お笑い芸人がカスタマーサクセスを始めた理由
私は「誰かに喜んでもらうこと、楽しんでもらうこと」にやりがいを感じます。
こう書いてみると就職活動のエントリーシートのようですが、自分より他人のために仕事をするほうがいい仕事ができたり、集中できたという経験のある方は多いんじゃないでしょうか。私はどうせ人生の多くの時間を費やすなら、誰かに喜んでもらえる仕事がしたいと思っていますし、その喜びを間近で受け取りたいと思っています。
お笑い芸人になるまで
私が誰かに喜んでもらうことのやりがいを実感した経験の原点が、お笑いです。大学のサークルでお笑いに出会い、友達と集まってライブをやったり大会に出たりして、「自分は人を喜ばせるのが好きだ」と実感しました。卒業後は社会人をやりましたが、やはり「お笑いでプロとしてやってみたい!」という気持ちが芽生え、会社を辞め、お笑い芸人として本格的に活動することにしました。
カスタマーサクセスに出会う
その後1年間プロのお笑い芸人として活動し、事務所に所属してテレビに出たりすることもできました。1年間お笑いを本気でやってみて実感したのは、「お笑いに限らず誰かに喜んでもらうことが自分の本当にやりたいことで、本当のやりがいだ」ということでした。
自分はお笑いも好きですが、わがままなことに、仕事を通して得られる成長や出会いも手放したくなかったと気づきました。本当にやりたいことに100%取り組むため、お笑いを続けながら挑戦できる仕事を探している時、たまたまアディッシュの求人情報を見つけました。
私はその時初めてカスタマーサクセスという仕事を知ったんですが、カスタマーサクセスにはお笑いと通じるところがあると感じましたし、様々な経歴の人が活躍しているアディッシュの社風にも魅力を感じて、応募を決めました。
お笑いとカスタマーサクセスの共通点
お笑いとカスタマーサクセス、一見全く異なる分野のように思われますが、実際に経験してみて、両者にはたくさんの共通点があると思っています。具体的に、自分がカスタマーサクセスに活かせたと感じたことをいくつか挙げてみます。
伝える力
お笑いには分かりやすく伝える力が大切です。どんなに面白いことを考えても、それが伝わらなければ意味がありませんから、どうすれば分かりやすくなるか全力で考えます。カスタマーサクセスも同じように、ものごとを分かりやすく伝える力が大切な仕事だと感じました。エンドユーザーにサービスの魅力が十分に伝わるように、また、提案する施策をお客様に納得して頂けるよう、分かりやすく伝える力が大切です。
準備と柔軟な対応
お笑いのネタ作りは、地道な準備と試行錯誤が求められます。ライブ中に観客の反応を見ながら柔軟に対応し、その場でネタを微調整することもあります。その姿勢が、カスタマーサクセスの構成要素として重要になるオンボーディング等に活かせると思いました。オンボーディングとは、サービス導入初期の利用者がサービスの機能や利用方法をしっかりと理解し、最大限に活用してもらうための導入支援です。オンボーディングにおいて大切なのは、サービスの魅力や効果を具体的かつ分かりやすく伝えること。これには、いわば「お笑いの台本」を作る作業にも似た要素があると思います。
好奇心を持つ
お笑いの世界は常に変化し、トレンドも日々更新されるため、芸人は常に新しい流行を取り入れて感性を磨いています。アディッシュのカスタマーサクセスはスタートアップ企業が顧客のメインターゲットとなるため、ITやビジネスの知識にアンテナを張り、常に学び続ける姿勢が大切です。このように、様々なことに興味を持ち、学び続けることに楽しさを見出せるということは、特にアディッシュのカスタマーサクセスにとって大切なことだと思っています。
このように、お笑いとカスタマーサクセスは「伝える力」「柔軟性」「好奇心」といった基盤の部分で、共通のスキルセットやマインドを求められていると思っています。お笑い芸人に限らず、こういったスキルやマインドを持っている方はたくさんいらっしゃると思いますので、自分もあてはまるなと感じた方はカスタマーサクセスに向いているかもしれません。
私がカスタマーサクセスに向いていると思う人
これまでの経験を通じて、特にカスタマーサクセスに向いている人がどんな人か具体的に考えてみました。専門的なスキルは入社後に充実した研修もありますし、実務で身につけられるものだと思います。大前提として、一番大切だと思うのは、「お客さんに喜んでもらうことが好きで、そのために一生懸命になれること」で、私もそんな人と一緒に働きたいなと思います。
お客様の目線で考える人
カスタマーサクセスの日々の業務を通じて、お客さんのニーズを正確に汲み取り、その声に耳を傾ける姿勢が大切だと感じています。日常の中で、相手が何を求めているのか、どのようなことで喜んでもらえるのかを考えている方であれば、より良いカスタマーサクセスが提供できると思いますし、自分もそうありたいです!
教えることが好きな人
教えることが好きという方も、カスタマーサクセスに向いていると思います。カスタマーサクセスは伝えたいことをシンプルに分かりやすく伝える力がとても大切ですので、難しい内容でも、誰にでも理解できるように工夫して、分かりやすく伝えることができる方はカスタマーサクセス部門で活躍できると思います!
チャレンジを楽しめる人
カスタマーサクセスの現場は予想外の状況や新しい課題の連続です。そんな環境で、積極的に挑戦し続ける姿勢を持っている方、日々学び成長しようとする意欲のある方もカスタマーサクセスに向いていると思いますし、特にアディッシュでは活躍できると思います!
アディッシュで一緒にカスタマーサクセスしましょう!
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
私はこれまでの経験から、「お客さんに喜んでもらいたい」というシンプルな想いがあれば、未経験でもカスタマーサクセスという職種で活躍できるチャンスがあると思っています。もし、この記事を読んでいただいている方の中にも「誰かを喜ばせることにやりがいを感じる」という気持ちを持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひアディッシュで一緒に働いてみませんか?
未経験の部分は、入社後の研修や実務で十分キャッチアップできますし、困ったことがあれば誰かが助けてくれる社風です。
アディッシュでは、気軽に仕事内容や会社の雰囲気が分かるような面談を実施しています。お堅い面接のような形式ではなく、カジュアルな雰囲気でお話いただける面談ですので、興味がある方はぜひリンク先のフォームからお気軽に申し込みしてみてください。
皆さんと一緒に働ける日を、心から楽しみにしています!
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この記事を書いたライター
舛谷建
IT業界での営業職を経て、現在はアディッシュ株式会社にてカスタマーサクセスを担当。プライベートではお笑い芸人としても活動中。