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[2024年版]顧客満足度ツール7選を比較!選び方や導入方法も解説

「お客様の声をビジネスに活かしたいけど、どのように声を集めればよいかわからない…」とお悩みを抱えていませんか?そのような場合は、顧客満足度ツールを活用しましょう。

しかし、さまざまな顧客満足度ツールが登場しているため、どれを導入すべきか悩んでしまいがちです。

今回はおすすめの顧客満足度ツールを7つご紹介します。ツールの選び方や導入方法まで解説しているため、ぜひ参考にしてください。

顧客満足度調査ツールとは

顧客満足度ツール7選
顧客満足度調査ツールとは、商品・サービスに対する顧客満足度を測定するためのツールです。

Webアンケートの作成、回答の収集、データ分析まで一連の調査プロセスを効率化できます。顧客満足度調査に役立つ便利な機能が搭載されています。

そもそも顧客満足度調査とは

顧客満足度調査とは、企業が提供する商品やサービスに対して、顧客がどの程度満足しているかを把握するための調査です。

顧客の具体的な意見や要望を聞いて商品やサービスの改善に繋げたり、効果的なマーケティング戦略に役立てたりするために行います。

顧客満足度調査はアンケート調査またはインタビュー調査で行います。

顧客満足度調査について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。
関連記事:『顧客満足度調査(CS調査)とは?重要性や実施方法、顧客満足度向上に向けたポイントを解説

顧客満足度調査ツールを導入するメリット

顧客満足度調査ツールを導入するメリット
顧客満足度調査ツールを導入するメリットは4つあります。

顧客満足度調査を効率化できる

顧客満足度調査ツールを活用すれば、あらゆる質問形式のアンケートを簡単に作成できます。作成したアンケートは、Webサイトやメールにて配信可能です。

アンケート回答はシステムに自動に集約されてデータ分析が行えます。データ分析結果はわかりやすいグラフや表で表示してくれるため、顧客満足度を的確に把握できます。

複数の関係者と顧客満足度調査を共有し、意見交換することも容易です。

このような効率化で、顧客満足度にかかる時間とコストを大幅に削減できます。一般的に大規模な調査ほど高い効果が見込めます。

顧客満足度を客観的に把握できる

顧客満足度ツールを活用すれば、定量的なデータに基づいた分析ができます。アンケート回答を数値化し統計的分析を行えば、顧客満足度の平均値や分布などを客観的に把握できます。

また、顧客満足度ツールのクロス集計などを利用すれば、顧客属性(年齢や性別、購入頻度)などを分析したり、商品別の満足度を比較したりすることが可能です。

これにより、顧客満足度に影響を与える要因を多角的に分析し、より深い洞察を得ることができます。

顧客の不満点を早期に発見して改善できる
顧客満足度調査ツールで、顧客からのフィードバックをリアルタイムに収集できる状態にすれば、製品やサービスの問題を早期に発見できて改善できるようになります。
1人1人の顧客の不満だけでなく、多くの顧客が共通して抱えている問題を特定することも可能です。また、顧客属性(年齢や性別、購入頻度)と不満の関係を分析することで、特定の顧客が抱えている問題を特定できます。

顧客理解を深められる

顧客満足度調査ツールを活用すれば、顧客の属性(年齢、性別、購入頻度など)や興味関心、そして商品やサービスに対する意見を多角的に分析できるようになります。

また、顧客満足度調査ツールは、過去のデータを蓄積して比較分析することも可能です。これにより、顧客の行動パターンや嗜好の変化を把握して、顧客ニーズの変化に対応することができます。

キャンペーン効果など、様々な要因が顧客の満足度に与える影響を分析することも可能です。

顧客満足度調査ツールの選び方・比較方法

顧客満足度調査ツールの選び方・比較方法
顧客満足度調査ツールを選ぶ際は、5つのポイントを比較しましょう。

機能性

顧客満足度調査を効率化するためにも、顧客満足度ツールの機能性を比較しましょう。調査プロセスを効率化や、顧客満足度に影響を与える要因を特定し効果的な改善策を立案するために必要な機能を使うことが大切です。

顧客満足度調査ツールの主な機能を一覧表でまとめたので、参考にしてみてください。

[顧客満足度尾調査ツールの主な機能]

  • アンケート作成機能
  • アンケート配信機能
  • アンケート回答収集機能
  • アンケート結果分析機能
  • レポート作成機能
  • NPS計測機能
  • テキストマイニング機能
  • カスタマイズ機能
  • 連携機能
  • 多言語対応
  • モバイル対応

操作性

アンケート調査をスムーズに行うためにも、操作性の良い顧客満足度ツールを選びましょう。なぜなら、直感的な操作で実行できれば、担当者の負担を軽減してミスを減らすことができるためです。

ミスを減らせられれば、より正確で信頼性の高い調査結果を得ることができます。また、アンケート調査時間の短縮にも貢献します。

料金・価格

予算内で最大限のパフォーマンスを発揮するために、顧客満足度ツールの料金・価格を確認しましょう。

一般的に高機能なツールほど料金が高くなる傾向があります。そのため、予算内に収まり自社が欲しい機能を利用できるツールを選ぶことが大切です。

また、顧客満足度調査ツールの料金体系には「月額料金制」と「従量課金制」の料金体系があります。そのため、アンケート調査の頻度などに合わせて、最適な料金体系を選び無駄なコストを抑えるようにしましょう。

サポート体制

顧客満足度調査を利用する際にトラブルが起きても安心できるように、サポート体制が充実している顧客満足度ツールを選ぶようにしましょう。

「顧客満足度調査ツールの操作方法がわからない」「顧客満足度調査ツール使用時にエラーが発生した」などの場合でも、迅速で丁寧なサポートが受けられます。

また、顧客満足度ツールを導入して浸透するまでサポートしてもらえるため安心です。

セキュリティ

顧客満足度調査データを漏洩して企業の信用の失墜を招かないために、セキュリティ対策がされた顧客満足度調査ツールを選びましょう。

顧客満足度調査では、顧客の個人情報(氏名、メールアドレス、年齢など)を扱うため、高いレベルのセキュリティ対策が必須です。

データ暗号化やアクセス制御などができ、ISO 27001に関する認証を受けている顧客満足度ツールを選ぶことをおすすめします。

顧客満足度調査ツールおすすめ7選 

顧客満足度調査ツールの選び方をご紹介しましたが、さまざまなツールで自社に合うものがわからないと悩むかもしれません。そのような方向けにおすすめの顧客満足度調査ツールを7つご紹介します。

豊富な外部サービスとの連携が可能「CREATIVE SURVEY」

豊富な外部サービスとの連携が可能「CREATIVE SURVEY」
引用:『CREATIVE SURVEY

CREATIVE SURVEYは、顧客の声を的確に捉えてビジネスに活用するためのツールです。

ベンダーは顧客満足度調査の回答を収集することをゴールにするのではなく、ビジネスに役立てることが大切だと捉えています。そのため、CREATIVE SURVEYを導入したお客様には、専任担当者が寄り添い課題に向けて支援してくれます。

また、CREATIVE SURVEYは外部サービスとの連携数が多いことが魅力です。

例えば、CRMシステムと連携することで、アンケート結果を顧客情報と紐づけて分析したり、マーケティングオートメーションツールと連携することでパーソナライズ化されたマーケティング施策を実現したりすることができます。

料金体系:要お問い合わせ

専任担当者がCX向上を伴走サポート「Emotion Tech CX」

専任担当者がCX向上を伴走サポート「Emotion Tech CX」
引用:『Emotion Tech CX

Emotion Tech CXは、顧客体験マネジメントを目的とした調査ツールです。

顧客の声を事業やサービスに反映させて最高の顧客体験を実現するために、専任担当者がCX向上を伴走サポートしてくれます。

経験豊富なコンサルタントやアナリストがトータルで支援してくれるEmotion Tech CX Professionalも用意されており「CXデザイン調査設計」「CXデザイン課題発見」「改善ポイントの提案」「改善活動の伴走」までワンストップで依頼できるため、初めて顧客満足度調査を行う方も安心できます。

料金体系:要お問い合わせ

商品の購入直後にアンケートができる「買いログ秒速QA」

商品の購入直後にアンケートができる「買いログ秒速QA」
引用:『買いログ秒速QA

買いログ秒速QAは、レシートや商品のバーコードに紐づけて商品の購入直後にアンケートを実施して、顧客の声をリアルタイムで収集するツールです。

顧客の購買行動とアンケート結果が結びつくため、より正確な顧客の声を収集できます。

新商品の発売日に顧客の反応を把握したり、特定の商品の購買動機を理解したりすることが容易にできます。

また、高度な分析も可能で、顧客セグメンテーションや商品開発・サービス改善に役立つ貴重なインサイトを得ることも可能です。小売業だけでなく、飲食業やサービス業など、商品やサービスを提供する企業であれば、顧客満足度向上のための強力なツールとなります。

料金体系:要お問い合わせ

kintoneと連携してDX推進「フォームブリッジ 」

kintoneと連携してDX推進「フォームブリッジ 」
引用:『フォームブリッジ

フォームブリッジは、kintoneと連携することでWebアンケート調査を効率的に行えるようになるツールです。

フォームブリッジの大きな特徴は、アンケート結果をkintone上に保存できることです。

また、kintone上でアンケート結果をグラフ化したり、アンケート結果に基づいてメールを自動配信したりできます。アンケート作成も、ドラッグ&ドロップで作成でき、条件分岐やステップフォームなど便利な機能が搭載されています。

フォームブリッジでアンケートを作成する際の疑問や困りごとの解決策を検索できるヘルプサイトが充実していることも魅力です。

kintoneに連携する必要はありますが、コストも低価格で投資対効果が見込みやすいツールです。

料金体系

  • ライト:月額6,000円
  • スタンダード:月額9,000円
  • プレミアム:月額14,000円
  • プロフェッショナル:月額24,000円
  • エンタープライズ:月額50,000円

アンケートテンプレート付き「Survey Monkey」

アンケートテンプレート付き「Survey Monkey」
引用:『Survey Monkey

Survey Monkeyは全世界34万5,000社に導入されている顧客満足度調査ツールです。専門家が作成した数百の質問項目を利用すれば、数秒でアンケート調査が行えます。

自社オリジナルのアンケートを作成する際も、自由回答や複数選択、リッカート尺度など、さまざまな回答形式の質問を作成できます。

日本語にも対応しており、日本語でアンケートを作成・配信することも可能です。質問数や回答数、保存データ数に制限はありますが、無料で利用できます。

チームプレミアにグレードアップすれば、顧客の感情の分析をしたり、複数の質問により高度な分析をしたりすることも可能ですが他の製品と比較すると料金が高いです。

料金体系

  • ベーシック:無料
  • 個人アドバンテージ:月額5,833円/ユーザー
  • チームアドバンテージ:月額4,600円/ユーザー
  • チームプレミア:月額11,050円/ユーザー

リサーチ会社が開発した顧客満足度ツール「アスマーク」

リサーチ会社が開発した顧客満足度ツール「アスマーク」
引用:『アスマーク

アスマークは豊富なノウハウを持つ市場調査・マーケティングリサーチ会社が開発・提供しているツールです。

アスマークの大きな特徴は多種多様な調査手法に対応していることです。

調査ツールだけでなく、専門家の支援サービスも提供しているため、Webアンケートはもちろん、電話インタビューや訪問インタビューなど、調査対象や目的に合わせて最適な手法を選択することができます。

長年の調査実績から蓄積された膨大なデータとノウハウを基に、より深い分析を行うことをサポートしてもらえます。

料金体系:要お問い合わせ

無料で利用できる「Tayori」

無料で利用できる「Tayori」
引用:『Tayori

Tayoriは「フォーム・受信箱」「FAQ」「アンケート」「チャット」の4つの機能を提供するカスタマーサポートツールです。

株式会社PR TIMESのカスタマーサポート部門の業務改善のために開発されたツールで操作性が優れている評判です。Tayoriは約70,000アカウントに利用されています。

ユーザー数1人、アンケート1件と制限はありますが、永年無料で利用できるフリープランが用意されていることが大きな特徴です。顧客満足度調査ツールを気軽に試すことができます。

料金体系

  • フリープラン:月額料金0円
  • スタータープラン:月額料金3,800円
  • プロフェッショナルプラン:月額料金9,400円
  • エンタープライズプラン:初期費用50,000円 月額料金25,400円

顧客満足度調査を成功させるコツ

顧客満足度調査を成功させるコツ
顧客満足度調査でCX体験の向上、サービス品質の改善など叶えるために5つのコツを押さえておきましょう。

顧客満足度調査の目的を定める

顧客満足度調査を成功させるためには、調査の目的を明確にすることが大切です。なぜなら、目的が曖昧なまま調査を進めても、調査データを有効活用できず、時間のムダになってしまう恐れがあるためです。

また、顧客満足度調査の目的は羅針盤の役割を担います。目的が定まっていれば、アンケート作成や分析の方向性が定まり、効率的に調査が行えるようになります。

顧客満足度調査期間を設定する

顧客満足度調査を行う際は、調査期間を必ず設定しましょう。調査期間が短すぎると十分なデータが得られませんが、調査期間が長すぎると顧客の記憶が曖昧になる可能性があります。

つまり、適切な期間を設定することで、より正確で信頼性の高いデータを得られるようになるのです。

※調査期間は、調査の目的、対象とする顧客層、調査方法など、さまざまな要素によって最適な期間が異なります。

顧客満足度調査の項目を絞り込み、回答しやすくする

顧客満足度調査は質問項目を絞り込み、回答しやすくしましょう。なぜなら、質問項目が多すぎたり、複雑すぎたりすると、顧客が途中で投げ出してしまう正確なデータが得られなくなる恐れがあるためです。

そのため、顧客満足度調査では質問項目を絞り込み、回答者の負担を軽減し、正確なデータを得るようにしましょう。

顧客満足度調査結果を関係者に共有する

顧客満足度調査は調査データを集めるだけでなく、関係者に結果を報告して、具体的な行動に繋げてもらうことが大切です。

調査結果を共有することで、各部署が顧客の視点を持つことができ、自部門の課題や改善点を認識することができます。また、全社一丸となって顧客満足度向上に取り組む体制を築くことができます。

顧客満足度調査を定期的に行う

顧客満足度調査は、定期的に実施することで、顧客のニーズの変化を捉え、より効果的な改善策を講じることができます。

顧客のニーズや嗜好は、時代や社会の変化とともに常に変動しています。

一度行った調査結果が、常に有効であるとは限りません。定期的な調査を行うことで、顧客の最新のニーズを把握し、それに合わせた改善策を講じることができます。

企業が顧客との関係を長期的に築き、顧客満足度を向上させるための基盤となるものなので、顧客満足度調査は定期的に行いましょう。

まとめ

顧客満足度調査ツールとは、商品・サービスに対する顧客満足度を測定するためのツールです。顧客満足度を客観的に把握できて、不満点を早期に発見して改善できます。

今回は、おすすめの顧客満足度ツール、選び方を解説しました。そのため、この記事を読みながら、自社に見合うツールを導入してみてください。

もし、自社に見合う顧客満足度ツールを選べないとお悩みを抱えたら、アディッシュへご相談ください。SaasツールベンダーのCSも支援するアディッシュが貴社にあったSaasツールの「選定」「設計」「活用」を支援いたします。


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顧客のニーズは日々変化し、競合はますます厳しさを増しています。そのような中、企業の成長を牽引する営業部門の強化は急務です。
この記事は著作権を有する Custifyの許可を得て翻訳したものです。 Original article: https://www.custify.com/blog/customer-feedback-loops/
顧客対応において、メールは重要なコミュニケーション手段。ひと昔前は電話での問い合わせが主流でしたが、時間や場所を選ばないWebフォームやメールでの問い合わせが増えてきました。そのため、メール対応を効率的に行うことが業務の生産性向上と顧客満足度の向上につながります。