なぜアディッシュのカスタマーサクセスを選んだのか|社員が語るキャリアとやりがい

但木洋介
2025.12.25
社員紹介:なぜadishを選んだのか
私はこれまでITやゲーム、エンタメ業界などで10年以上カスタマーサクセスやサポート業務に携わってきました。
顧客満足度の向上や解約率防止をミッションに、現場での実務からマネジメントまで幅広く経験してきました。
その中で特にやりがいを感じてきたのは「顧客に寄り添いながら成果を生み出す」ことです。
転職活動を進める中で、アディッシュの掲げる理念や文化が、自分のこれまでのキャリアと将来の目指す姿に一致すると確信し、入社を決意しました。
ここからは、応募に至った背景や、他社と比較して感じたポイント、入社後に体感したリアルな現場についてお伝えします。
採用HPから直接応募した背景
アディッシュを知ったきっかけは、前職でサポート業務に携わっていた際に、取引先として関わりを持ったことでした。
これまでの転職活動ではエージェント経由が多かったのですが、アディッシュと接点を持つ中で「人と人、企業と社会をつなぎ課題を解決する」というビジョンに共感しました。
このビジョンは、私が長年大切にしてきた顧客中心の姿勢と一致します。
さらに、カスタマーサクセスの役割が単なるサポートにとどまらず、顧客の成功を共に描く存在であることを理解し、この会社でなら自分の経験を最大限活かせると感じ、迷わず直接応募しました。
理念への共感が応募動機の大きな決め手となりました。
他社と比較して感じた魅力
転職活動では複数の企業を比較検討しましたが、アディッシュには他社にはない特徴がありました。
それは、社員一人ひとりが「顧客の成功に貢献する」という価値観を本当に体現している点です。
面接で出会った社員の言葉からも、理念が単なるスローガンではなく、実際の業務に根付いていることを実感しました。
これまでの経験を活かしながら、新しい取り組みにも挑戦できる環境があることが、入社を決めた理由の一つです。
入社前後のギャップとリアルな本音
現状、入社してまだ1年に満たない中で感じているのは、良い意味でギャップを感じることばかりです。
現場にはスピード感や挑戦の機会がありつつも、他部署とも自由に意見交換できる柔軟性や心理的安全性が根付いています。
さらに、チーム一丸となって、成果に強くコミットしながら、カスタマーサクセスの品質を体系的に高めていく文化が醸成されている点は大きな魅力です。
想像以上に裁量が与えられる環境の中で、自ら考えて行動することで着実に成長を実感できます。言い換えると、主体性を持つほど成長できる環境です。
入社後に感じたギャップは「大変さ」ではなく「文化や学びの豊かさ」であり、この環境が自分のキャリアを一段広げてくれる場だと感じました。
カスタマーサクセスのやりがいとキャリアパス
カスタマーサクセスに10年以上関わる中で一番感じる魅力は、顧客の成功に直接貢献できることです。
単なる問題解決にとどまらず、顧客がサービスを活用し成果を実感した瞬間に立ち会えることは、他の職種にはないやりがいだと思っています。
また、解約率防止や顧客満足度の向上といった成果は企業の成長にも直結します。
自分の働きが会社全体の成長や顧客の未来につながることを日々実感できるのは、CSならではの大きな魅力だと感じています。
今の経験をどう活かせるか?CS向き不向きの人の特徴
これまでの経験から、CSに向いている人は「顧客の視点で物事を考えられる人」だと思っています。
たとえば、相手の課題を深く聞き取り、自分なりに工夫して対応できる柔軟性や、チームに協力を仰ぎながら成果を出そうとする人は活躍します。
逆に、自分の成果だけを優先してしまったり、顧客や仲間との関係や共同施策を軽視する人、表面的な課題(顧客との会話)だけで留まる人は力を発揮しにくいかもしれません。
CS未経験でも「顧客の成功を一緒に考えたい」という気持ちがあれば、十分に成長できる環境があります。
今後のキャリア形成に役立つポイント
カスタマーサクセスで培える経験は、今後のキャリア形成に大きな強みになります。
特に、顧客と向き合いながら課題を整理し、解決の方法を一緒に考える力はどの職種でも活かせる普遍的なスキルです。
また、データを見て利用状況を理解したり、小さな改善を積み重ねたりする経験に加え、新テクノロジー(生成AIなど)への積極的に取り入れる姿勢も、将来のキャリア選択に幅を広げてくれます。
さらに、チームでの役割を担う中でリーダーシップや調整力も自然と身についていきます。
若いうちにこうした力を伸ばすことで、将来的にはマネジメントや企画職など、より大きな裁量を持つキャリアにもつながります。
実際に、私の前職でカスタマーサクセス職からスタートし、最高顧客責任者(CCO)にまでキャリアを築いた先輩もいました。
失敗と学びのストーリー|そこから得られたベネフィット
カスタマーサクセスの仕事を進める中で、私自身も最初から全てがうまくいったわけではありません。
顧客の課題を十分に聞き取らないまま提案を急ぎ、目先の成果(当時のKPI[重要業績評価指標]として、顧客応対案件数のクローズ数)を重要視してしまった結果、長期的な期待に応えられなかったことがありました。
この経験を通じて「顧客の声を聞く時は表面的な課題だけを鵜呑みにはせず、その裏側にある”真の悩み”を考察し引き出してあげる」ことの重要性を痛感しました。
以降は課題を深く理解することを徹底し、提案の質も向上しました。
失敗は一見ネガティブに感じられ、確かにその瞬間の自分のメンタルも落ち込みがちですが、乗り越えることで自分の強みを発見できたり、伸ばせる大きな学びになります。
こうした壁を克服する過程そのものが、その後のキャリアに確実にプラスの影響を与えることだと信じています。
求職者が知っておくべきリアルな現場・業務イメージ
カスタマーサクセスの現場は、顧客対応だけではなく、社内との連携や仕組みづくりも大きな役割です。
日々の業務は顧客からの問い合わせ対応に加え、主にサービス導入時の初期オンボーディング支援、利用データの分析や改善提案の準備、チームでの戦略会議など多岐にわたります。
単なるサポート業務に留まらず、顧客と「一緒に成功をつくる」視点が求められます。
そのため責任は大きいですが、自分の提案が顧客の成果や継続利用につながる瞬間には大きな達成感があります。
求職者にとっては、学ぶ機会と挑戦できる場が豊富にある環境だと理解しておくことが大切です。
今後の展望・キャリアビジョン
私の今後の展望は、カスタマーサクセスの専門性をさらに深めつつ、組織全体の成長に貢献できる人材を目指しています。
具体的には、顧客の成功体験を体系化し、再現性のある仕組みに落とし込むことで、チーム全体の成果を最大化することが目標です。
イメージとしては、課題を整理し解決策を提案する「コンサルティング」に近い役割です。
また、AIやデータ分析を活用した新しいアプローチを積極的に取り入れ、顧客体験をさらに向上させていきたいと考えています。
自分自身の挑戦を通じて、顧客と会社の双方に価値を提供し、より大きなビジネスインパクトをもたらし続けていける存在になっていきます。
この記事が、これからカスタマーサクセスに挑戦する方の参考となれば幸いです。

この記事を書いたライター
但木洋介
2024年にアディッシュへ入社。カスタマーサクセス業務としてクライアント企業の課題解決に従事。これまでは外資系、ゲーム・エンタメ系業種でカスタマーサクセス業務全般と、チームマネジメント、採用活動や経営施策も経験。 「ユーザーとの接点を通じて価値を最大化する」ことを軸にキャリア形成。 趣味はゲーム(RPG中心)や音楽制作、読書で、最近はAIツールを活用しながら楽曲創作活動や業務効率化にも取り組む。
